ドローンで秋田を、世界を変える

事業内容

ドローン建物調査、インフラ点検

創業したきっかけ

私は、県外で地方銀行員として約8年4ヶ月程勤めておりました。他社への出向をきっかけに、自身の視野の狭さを実感し、自分の人生を見つめ直しました。その後、趣味×ビジネスを実現させたいという想いが強まり、退職・Uターンし、主にアウトドア用品を扱うEC事業者として独立し、2023年1月から物販ビジネスを始めました。秋田へUターンしてから、一冬を越え、大雨を体感し、改めて自然災害の多い地域であることを実感し、趣味ではなく人々の生活を支えるための仕事もしたいと思い、同じ想いを持つ旧友に声掛けし、新規事業の検討を重ね、先端技術×地域貢献に最も適しているドローンを使った建物調査という事業の開始に至りました。

創業準備期間中の悩みとその解決法

【悩み】数多くある業種の中から、「自身が持つスキル」と「地域貢献というテーマ」にマッチし、なおかつ稼ぐことのできる事業は何か。何が必要とされているか、何をやるべきか、何ができるか、事業のプランの組み立てにおいて最も基盤となる部分を考えることに苦労しました。
【解決法】ひたすら情報収集を実施しました。注目されている技術、業界動向等の情報を基にゼロイチでの事業プラン考案や、FC説明会、M&A売り情報のチェック等、起業の形態を問わずとにかく多くの情報を得ることに徹しました。その結果、今後市場の伸びが大いに期待されるドローンと、建物調査という人々の暮らしを支えることにつながるビジネスを掛け合わせた事業に出会うことができました。

創業に役立ったこと・協力してもらった人

創業において協力して頂いた人は、創業経験者や税理士・経営コンサルタント等の専門家です。経験者であれば、体験談を踏まえた創業時に役立つ情報（資金調達や法的手続き）を聞くことができますし、専門家の方々も起業にとても知見をお持ちですので、創業する時は専門家の方へ相談してみると、補助金や助成金等、有益な情報が得られると想います。

今後の課題・目標

【課題】目先の課題は、「集客」と「取引先開拓」です。集客については、商業施設等でのセールスプロモーションをメインで開催していく予定です。その他にも、SNSやHP等によるネット集客も実施していきます。取引先開拓については、弊社のビジネスにおいて、建物調査の結果次第では工事業者様に工事の発注をする必要が出てくるケースがあります。ですが、弊社には建築業界に知見のある社員は現状いないため、取引先の開拓が急務です。こちらにつきましては、マッチングプラットフォームやHP等からのお問合せ等によりつながっていきたいと考えております。
【目標】先ずは、月間で戸建住宅調査件数20件を安定して受注することを目標としております。その後の中長期的な目標としては、特定建築物やインフラ設備等への点検業務も展開すると共に、点検・調査以外の領域においてドローンを活用したビジネスも展開していく予定です。

これから創業される方へのアドバイス

事業で最も大切なものは、人脈であると考えております。仕事をする上で、人との関わりは必ず必要です。私は、Uターンしたばかりで秋田での人脈が少なかったのですが、とにかく人脈を広げるために日々必死に行動するようにしています。人脈を広げるためには、先ずは行動をすることです。行動することで、人脈以外にも目標や課題、新しいアイデア等、様々な景色が見えてきますが、行動しなければこれらに出会うことはできません。ですので、先ずは自分の脚を動かしてみましょう。そうすることで、明日が変わり、半年後がもっと変わり、1年後にはそれが大きな成果となるはずです。相談等はいつでもお受けしますので、ぜひご連絡ください。